いろいろな恋模様

□先生と私
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私の好き人は…

「先生先生!質問に来ましたぁ」
鈴村海斗。
先「また君か…」
一応先生。
「いいじゃないですかぁ質問に来ることはいいことですよ?」
先「分からない所を言いにくるのはいい事ですけど、分からない所があるのも、ダメですから、いいとも悪いとも言えませんね…。」
先「で、何処がわからないんですか?」
待ってましたその質問!
「全部ですっ☆」
先「…授業聞いてますか?」
「聞いてますよ〜!なんてったって!私のだーい好きな数学ですからっ」
…嘘。数学なんて大っ嫌い。
でも、先生が授業してるから
授業は聞いてんだけど、全然耳に入ってこないから、内容がまったく分からない。
というより分かりたくない。
先「じゃあなんで分からないんですか!!!」
「先生がかっこいいせいです。」(まじめに)
先「コレは…
精神科の方を先に行った
方が…」
「ちょっ、私どっこも悪くないし!!というより教えて下さいよ!テストもうすぐですよっ」
先「私はさっき青山先生に呼ばれてるんで…時間がないんですよ…。分からないんだったら辻村先生(もう一人の数学教師)に教えてもらいなさい。あと、もう日が落ちてしまうから、気をつけて帰るんですよ。」
きゅーんっ
何やばっさっきのきゅーんってきたっ!
きゅーんってきた!

でも教えてもらいたかった…
先生に…
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