いろいろな恋模様
□お姉ちゃん+弟
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朝、
眼が…覚めた
腕がかなり重い…
なんだ…この違和感。
…
…
…
って
「うわああぁぁああ!!!!!!
ねっ姉ちゃん!?
なんで居るんだよ!?」
姉「…」
「おーい」
姉「…」
くそっ
こうなったら…
あの手を使うしか…
「ふ…風呂でも入ろうかなぁ…」姉「あたしもっ!!!!!」
やっぱり起きてんのかよっ
「起きてるなら言えよなぁ…つーかここ誰の部屋だと思ってんだよ!?」
姉「もちろんっはじめと私の愛のへ…」
「やじゃないから」
俺はわけわかんねぇ姉ちゃんに言われる事を想定し、キッパリと言った。
姉「え!?違うの?」
「ちげーよ!!」
こいつは俺の姉、せな。
クラスでは人気もの、明るく人との関わりも得意な子。
だが
家では…
姉「はじめ〜靴下はかせて☆」
「嫌」
なぜか俺にベタベタな超頼りない姉だ。
「今日は自分の部屋で寝ろよ?」姉「何で!?」
「…たりめーだろ?ここは…」
姉「私達の愛の部屋」
「じゃねぇ!!!何回言わせんだよ!!ここは俺の部屋なの!!」
姉「いつからそんなんになったゃったの…昔は姉ちゃん大好きー!とか言ってたのに…」
「昔の話だろ!?////」
姉「…ちっ」
母「はじめ〜、せな〜!早く下りて来なさい!朝ごはんとっくにできてるわよ〜休みだからってダラダラしないっ」
姉&俺「「はーい」」
俺達はダるだると下に下りた
姉「もぐもぐもぐもぐ」
「もぐもぐ口で言わないで下さい」
姉「もぐもぐもぐもぐ」
「うるさい」
姉「もぐもぐもぐもぐもぐ」
「うっせぇええ!!」
姉「知るか!このツンデレ野郎!」「はぁ…何怒ってんだよ」
姉「はじめが朝冷たかった」
「うん。それで?」
姉「いらついたから、はじめもイライラさせてやろうと思って…」
「そんなけかよ!はぁ…」
姉「何よはぁって!?」
そんなやりとりが続いて朝ご飯の時間も終了し、朝も終了した。
昼
母「はじめーお母さんとお姉ちゃん出かけてるから、留守番よろしくね」
「はいはい」
母「行ってきまーす」
「いってらっしゃい」
「…」
「…」
行ったか…
ここで一人になった思春期の俺…思春期の俺…
思春期の俺!!
家で誰もいない思春期の男がする事はただ1つっ!
…エロ本を…読むこと!!!
いやっまぁ
思春期だし
仕方ねぇだろ…
うん。
仕方ない。
この道は誰しも行く道なんだ。
俺は自分に言い聞かせ、自分の部屋へ向かった。
もとから隠してた
例の物だ。
姉ちゃんとか居るから、いつも見れなかったんだよなぁ…
よしっ
今回は見まくるぞ!!!
俺は勢いよくページを開いた。
ぺらっっ
…
「やべっ/////」
姉「あんたがね」
「ん…」
「…」
( ̄∀ ̄)
…
「うわぁあああああ!!!!!姉ちゃんーー///////」
姉「いやぁあんたそれにしても…随分かげき…」
「や…やめてくれ!」
姉「あんたも健康に育ったもんじゃない」
…
あぁもうまじ死にたい
最悪
あぁもう最悪だ!!!
こんなん
人に言われたら!!
あぁ…まじしぬ
姉「まっ今回はおおめに見とく」「まじで!?」
姉「ただし!!」
「ただし?」
姉「今晩私と寝ることー!」
「…( ̄∀ ̄)」
どちらにしても嫌な展開になってしまった。
今晩はじめが絶叫をあげたのは…言うまででもない。