チョンジェ
□one sided love?
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「っ・・・はあ・・・」
自分でも、もう何度目かになると自覚している。
たぶん無意識なものを含めれば20回は軽く超えるんじゃないかって思う。
止まらないため息。
「ユチョーン、どしたですか?」
ひょこっと、小首をかしげて覗きこんでくる親友。
「ジュンス・・・」
チラリ、と視線をやれば少し心配そうな…好奇心を含んだ目とかち合う。
「朝から『はあはあはあはあ』ばっかり言ってますよ。」
「んな人を変態みたいに…」
表現に、若干。問題アリだな…。
なんて思っていると、今度は真剣な眼差しで俺を見つめるジュンス。
「別に、言いたくない事を無理に聞こうとは思わないけど。
僕だって一応、心配してるんだからね。」
ニコリ。
と笑いながらそう言うと…
「さぁ〜ってと、ゲームしてこよっと☆」
と、さっさと行ってしまう。