チョンジェ

□weakness=strength
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あぁ、なんて罪深い生き物なんだろう




神様がいるのなら・・・




どうしてこの人を人間の形に産み落としたんだろう。




姿形も人間離れしているけれど、




この人の中身はもっともっと輝いてる。







「俺がいるじゃん、な?ソウルメイト。」




「・・・ジェジュンヒョン、ずっと一緒に居てね
俺から・・・離れて行かないで・・・」






切実で、傲慢な願い。





だけどこれは俺の本当の本当の気持ち








「行かないよ、ずっと一緒にいる。」




「うん」




「ほら、分かったらそんな顔してないでちょっとでも食えよ。」





優しく笑ったジェジュンヒョンは暖かいスープを持ってきてくれた。





「俺、着替えるから食べとけよ」





そういってあっさり背中を向けたジェジュンヒョン。






あーあ、もう終わっちゃった。




至福の瞬間が終わりを告げた




夢の中の寂しくて死んでしまいそうな時間は永遠程に長く感じるのに。




ジェジュンヒョンに触れられる時間はどんなに長くても一瞬のように感じられる。





ジェジュンヒョン特製の温かくて美味しそうなスープ。





朝はあまり食べられない俺の為にわざわざ作ってくれたそれを
いただきますと両手を合わせて口に運んだ。




ジェジュンヒョンの作ったそれは作り手にとても似ていて
俺の身体も心もぽっかぽかにしてくれる・・・
優しく包んでくれる、そんな味だった。



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