乱闘

□僕がキミに恋におちた理由 アイマル
2ページ/2ページ



「今日の対戦マルスさんと、でしたよね?もうあと30分しかないんで僕、先に食事行ってきます」

「あぁ、いってらっしゃい」


荒々しくナイフを僕のほうに投げ捨て、一人、ピット君は食堂に向かっていった。

…後ろのほうでビヨンビヨン、伸びる音が聞こえるけど、ナイフがぼくの頬を掠めたなんて、気のせいだよね。


これって反抗期かな?
うん、絶対そう。
僕は悪くない。


一人、自分に言い聞かせてピットが部屋を出た後、追うようにして部屋をあとにした。


…そういえば今日の対戦表、知らないなぁ〜。
あ、たしか昨日リンクに貰って、その場で なくしたんだっけ。

そういえばリンク…泣いてたな。なんでだろう。
泣くほど僕と対戦したかったのかなぁ。



…そういえば、対戦表なくすとクレイジーハンドが怒って『キミクレイジー!!』って永遠と踊るんだよな。

それで泣いてたのかな。


「…とりあえず、食堂に行って、ついでに対戦表みてくるか」













前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ