その他
□黒い絆 セフィクラ
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※グロ表現注意、お気をつけください。
俺は今まで自分がどうゆう存在だったのか、わかっていなかった。
だけど、そのことを答えまで導きだしてくれたのはティファだ。
だから、ティファのためにも、仲間のためにも俺は戦う。 セフィロスを倒す。
セフィロスとの決戦。
戦うことに集中して、次々に体を切り刻む。
マテリアも有効に使って。
「…お前はいつからそんなに強くなった?」
「……仲間たちがいるからだ」
「ああ、あいつらか」
くすりと笑う。こちらのほうが優勢しているはずなのに、なんでこんなに余裕なのか。
すると突然、セフィロスは剣を下ろした。
「…?」
わけがわからない。これに懲りて戦いをやめるということなのだろうか。
でも、こんな程度で懲りたとは思えない。
とっさに危険を予知して、その場から距離をとる。
「………後でまとめて殺してやろう」
「…!」
一瞬にして距離を詰められた。
顔に浮かべる、不敵な笑み。……うかつだった。
(やら、れるっ…!)