乱闘
□僕がキミに恋におちた理由 アイマル
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乱闘始まりのゴング音が鳴り響く。
メンバーは僕とリンクとカービィとピット。
今日の試合は チーム戦。
もちろん2対2だろ?いいえ 3対1に決まってるじゃないですか。
あの鳥君のことをみんなでいじめるんですよぉ。
今日はカービィもいることだし、さぁて どんな風に調理しようか、考えるだけで浮き足立ってしまうよ。
マスター、あざーすっ!
「さあ、行くよ!みんな!今日は鶏肉パーティーだ!!」
串刺しにしてやるぜぇ!
まず、リンクが弓矢でピット君を仕留める。そして次はカービィがピット君を丸呑みにして、肉を柔らかくしてもらい、そこを僕がこの剣、ファルシオンで鶏肉にするのだ!
「行くよ!究極奥義!鶏肉…」
剣を振る寸でのところで頭に、チョップが振り下ろされた。
そう、ピットは生きてたのだ!
「生きてたのか!やるじゃないか…なら、僕が直々に…」
「…なにしてるんですか、先輩。朝ですよ」
夢…?
気づいたらベッドの上だった。
どうやら朝、らしい。
なんだか頭がひどく痛い。
なんて良い夢だっただろうか。
途中で起きてしまうなんてもったいない。上を見上げると、すんごい剣幕のした顔があった。
「あれ?鶏肉じゃないか…なんで、こんなとこに…」
「今度は僕の剣でチョップしましょうか?」
見ると、素早く右手に鶏肉君…じゃなかった、ピット君愛用の剣と言う名のナイフが握られていた。
「すみませんでした」
「てか、うなされてたけど、鶏肉てなんのことすか」
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