乱闘
□真面目ってこと自体ありえない。
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乱闘前。
『今回の乱闘はマルス、、リンク、アイク、ピットで4人制のチーム戦。
時間は2分。
2分以内により相手チームを落としたほうが勝利とする。
その間、攻撃中にどんな手を使ってでも倒すことを命じる。』
「…なんですか。この堅っくるしい文章は」
ピットが呆れ顔で掲示板に貼られた乱闘予告を見つめる。
「マスターハンドのちょっとした遊び心らしい」
先ほど居合わせたリンクも呆れ顔で文章を辿っていく。
「普段は『今日は乱闘があるので、このメンバーでチーム戦を行いまぁす(はぁと)』ってどこかのオカマバーじみた文章だったじゃないですか」
「マスターハンドもヒマなんだろ…
あの人、唯一戦えるのはボス戦ぐらいしかないからな…」
「第一、マスターハンドが真面目ってこと自体ありえないですもんね」
「だな…」
「とりあえず、行きますか?」
「だな」
つづく