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□七夕の夜に
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七夕記念小説

「わぁ、星空がきれいね!」
「ミミさん。そんなに大きな声出さなくても。
星なんていつでも見れるじゃないですか。」
「わかってないわね〜こんな日に見る星がきれいなんじゃない!
光子郎くんは思わないの?織姫と彦星がちゃんと会えたかどうか。
私は毎年そのことが気になっているわよ。」
「毎年ですか?ミミさんは、アメリカでも、七夕やってたんですか!?」
「ええ。そうよ。光子郎君はしないの?そういえばどこにも笹飾ってないし。」
「しませんよ?でも、ミミさんがしたいんだったら、お母さんが笹をいっぱい持ってきていたはずなので、貰ってきましょうか?」
「いいわね。今から一緒に飾り作りましょう!」
「僕、作り方知りませんよ?」
「こんなときこその、インターネットでしょ。一緒にがんばろう!」
「そうですね。」
やっぱりミミさんにはかなわない。
再確認した、七夕でした。
この後、笹を貰って、飾りを二人で作りましたが、結構楽しかったです。

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