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□SSG48シリーズ
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【Everyday、ストーカー 〜近藤Ver.〜】
<ストーカー 走りながら 君がふいに振り返って>
真選組局長である前に、一人の男として。
想いを伝えるべきだろうと。
日々こんなにも努力する俺。
「…って、ちょっと近藤さんじゃないですかあぁ!何やってるんですか!人の家に勝手に入って!」
「新八君、水くさいじゃあないか。お義兄さんと呼んでくれ。」
例えば、こうやって。
軒の下に張り込んでみたり。
ちなみに、張り込み方はザキに教わったから、プロ顔負けだ。
「うぜぇんだよ!」
「あ、お妙さ…」
次の瞬間からしばらく、記憶がない。
ただ、気がついたら顔が腫れていた。
<家の中に不法侵入 なぜかいつも殴られてるよ こんなに想っているのに…>
どうして。
<ストーカー 笑いながら 長いケツ毛愛すように>
「いいか、総悟。本当の愛ってヤツはな、ケツ毛ごと愛し合うんだ。」
「…おーい、誰かこのゴリラを動物園に返してきてくれやせんか」
<いつのまにか全裸になって きみの足で蹴り倒されて もっと好きになるよ>
どうして、こんなにも。
ただ好きなだけなのに。
愛しているだけなのに。
<Everyday,Everyday,Everyday ストーカーゴリラ>
どうして、ゴリラ扱いなのか。
<妙が好きだ 言葉にできないよ>
隠し撮りも押し入れいっぱい持ってるし
<妙が好きだ 俺のこの気持ち>
長電話代わりの盗聴は毎晩だし
<恋はきっと いつか報われるさ>
この努力を、いつも応援してくれる優しい君は認めてくれるかい?
お妙さんを愛する気持ちを、ほんの少しでも、俺の大切な君がわかってくれるなら。
<Everyday,Everyday,Everyday ストーカーゴリラ>
今日も四六時中、俺は恋するストーカー。
〜Fin〜