バカですけど何か?…ブック
□ギャップが気持ち悪すぎる
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私が入部して1週間がたった。
最初は慣れなかった仕事も千鶴ちゃんが教えてくれたお陰で今はお手のもの!!
『皆さん、タオルですよ!!』
「悪いな…最上」
『いえいえ、仕事ですか……ら?』
んっ?
何か、肩が重い…
「ねー、美亜ちゃん……」
『ぅわっ!?って、沖田先輩!!』
見ると沖田先輩が私の肩にもたれかかっていた
「一君ばっかり相手しないで、少しは僕の相手もしてよね」
『なっ、なにいっt『沖田先輩!!』…えっ』
今度は誰かに腕を引っ張られた
「離れてください!!美亜ちゃんは私のです!!」
『ひょへ……千鶴ちゃん???……って、苦しい!!』
私の今の状況は、千鶴ちゃんに抱き締められているのだ。
これ、別のシチュエーションだったらおいしいんだけどさ!!
つか、死ぬウゥゥゥゥ!
誰か助けてけろぉ!!
「たくっ、なにやってんだよ…」
『しっ、死ぬかと思った……』