バカですけど何か?…ブック
□友達は可愛い男子なのだ
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「まぁ、そんなことより早く行くよ?」
『………何処にですか?』
「……美亜ちゃんって、もしかしてかなりのバカ?」
『んな!!いくらなんでもその言い方は酷いじゃないですか!
確かに中学では、期末テストはほとんど最下位でしたけど!!』
「………」
『ちょっ、何ですか!!その可哀想な子を
見る目止めてください!』
「………とにかく行くよ?」
『えぇぇぇぇぇぇぇぇ!』
私は、沖田先輩に引きずられて連れて行かれた。
『剣道部?』
私が連れて来られたのは剣道部だった。
「そうだよ♪
だって、入るって言ったでしょ?」
確かに言いましたけどね!
でもあれは、言葉のあやというやつですよ