青の祓魔師 CP

□すべては幸せのために願うこと
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珍しく塾がない。
そんな日の放課後。

雪男は任務もないのですぐに家に帰ろうか、と廊下を歩いていると、毎日のように見ている姿を視界にとらえた。


「兄さん!」


「ん?・・・・・・ああ、雪男。」


 少しぼんやりしていた燐は、それでも雪男が呼びかけるとすぐに反応した。

 聞いてみると燐は待ち合わせをしているという。

 雪男が燐と話していると、遠くで他の生徒と話しながら歩いてきていた志摩が燐にきづいたらしく、彼らと離れて声をあげた。
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