AKBと秋葉学園
□最終章
1ページ/3ページ
一人教室に入って椅子に座る
色々と今日のことを思い出してみるけど何を思っていても頭の片隅にはあの言葉が残る
机をくっつけて十分なスペースを作ってそこに寝転がる
ゆっくりと体を伸ばしてリラックス
頭の中をぐるぐるとあの子の言葉が駆け巡る
だいぶ落ち着いた頃に携帯を取り出す
はぁー、名前まではダイヤルを合わせられるけど発信するのは気が引ける
なにやってんだか俺は
結局発信ボタンを押せないまま教室を出る
行く宛てもないまま校内をブラブラほっつき歩く
本当になにやってんだか
教室を出て色々な階に行き色々な教室を見て回る
誰もいない喫茶店とかお化け屋敷とか
一人っていうのも良いもんだ