AKBと秋葉学園
□最終章
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ー...もしもし?
ー真一?
ーそうそう、今から会えない?
ーえ?うそ...
ー嘘じゃない
ーいまどこにいるの?
ー教室だよ
ー待ってて、今行くから
この時間がとても長く感じる
多分まだ学校にいるはずだからそんなにかからないと思う
それなのにとても長く感じる
早く来ないかななんて柄にもないことを思ってみたり
「真一!!!」
「優子...」
優子の姿が見えたと同時に駆け寄る
優子も猛ダッシュからのタックル
「ねえ、さっきの電話さ...」
「うん、俺と後夜祭行こう」
「ほんと?ほんとにいいの?」
「いいの、優子は?」
「もちろん良いに決まってるじゃん。どれだけ待ったと思ってるのさ」
腕の中で泣きじゃくる優子
それを見てやっぱりこの子を守りたいと思った
「泣かないでよ...」
「だって...」
普段親父くさい優子もこうなったらただの女子高生
ほんとギャップ萌え