AKBと秋葉学園

□第三章
1ページ/55ページ




「優子ってさ、好きな人とか
いたりするの?」

「えっ?何?いきなりなしたの」


篠田先生に言われてから
ちょっとは考えてみたがやっぱり
よく解らないままだった

好きってなんだろうね

あの子可愛いね
ってのと何か違うのかな


「いやただなんとなく
聞いてみただけだよ」

「真一は彼女いたことないの?」

「そりゃ何回かはあるけどさ」

「じゃあその子達のことは
好きだったわけでしょ?」

「それもよく解らん
全部告白も向こうからだったし」


付き合ってと言われ付き合い
だいたいは「あたしのこと好きなの?」
とかいわれて別れた


「なんでOKだしたの?」

「断る理由なかったし
そこそこ可愛いければ彼女にしても
なんも問題ないしょ」

「そんな理由で付き合ってたの?」

「だってふつーアイドルとかに
告白されたらみんなOK出すだろ
たいして中身知らなくても
可愛いからOKみたいな感じだろ?」

「それとこれとは別だよ」

「同じだと思うけどな」

「ぜんぜん違います」


そして何故か優子は御立腹

なんか気に障ること言ったかな
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ