AKBと秋葉学園

□第二章
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「真一〜〜〜」


大島さんにバスケをやると
宣言してからというもの

毎日のように付きまとわれている

いつの間にか下の名前で呼ばれてるし



「大島さんとお昼食べようよ」

「……もう少し離れようか」

「えぇ〜良いじゃん良いじゃん」



大島さんって小動物みたいで可愛い
あっ、これはあくまで客観的に見ての
ことだからね

それに意外とナイスバディなわけて
あんまり近づかれるとこっちの
身が持たないわけですよ




「お前らずいぶんラブラブだな」

「これがラブラブに見えるか!
ちょっとは助けやがれ」




こいつは斎藤 龍

俺がバスケ部に入ったことで
仲良くなったやつ

どっからどう見てもイケメン
おまけにバスケも上手い

ということでこいつは
めちゃめちゃモテる

しかもプレーボーイ


「そんな可愛い彼女と昼食べるって
ラブラブ以外のなんやねんて」

なぜか若干関西弁

「てかまず彼女じゃねぇし」

「えっ嘘やろ付き合ってないの」

「付き合ってない」


あの日その場の勢いで
あんなこと言ってみたものの
あれから告白(?)については
何も話してはいない

だから付き合うとかはなく
ただの仲の良い友達

と俺は思っている
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