お久し振りです、管理人です。
 とはいえ数年単位で更新のない我がHP、もはや訪れてくれている方も少ないとは思いますが何の告知もなく姿を消すのもなんだかなあ、と管理画面を開きました。

 お察しの方が多いと思いますがこの度HPを閉鎖しようと思い、ご報告にあがりました。

 理由はいくつかありますが、閉鎖するという情報だけをお求めの方はここでブラウザバックして頂いて構いません。ちょっと暗い話になります。可能であれば読んでいただけると幸いです。

 ひとつは心身の不調によるものです。
 これは日記などでこぼしていた気もしますが、一時期現実のトラブルで人間不信に陥り重度の不眠症やらなんやらを患っておりました。いまでは大分回復しましたが、初対面の方に向き合うと少し会話しただけで涙が溢れてきてしまうこともあります。
 とはいえいまは(これでも)かなりよくなりました。ワハハ。

 続いて、自分の作品が無断転載されていたことです。
 管理人、ここ以外でも活動しており、いってしまえばPixivなどで別名で二次創作などをしておりました。というかいまもしております。
 そこで公開していた作品がまとめブログに転載され、果てにはYoutubeで勝手に動画化されていて、怒りやら悲しみやらでごっちゃりになりました。
 無断転載されていたのもそれを知ったのも結構前のことなのですが、いまでもずっと心にしこりがあります。
 というのも、当たり前ですが二次創作は原作ありきのもので(公式がOKを出している作品もありますが)僕たちはお見逃しを頂いている立場です。もしもの話になりますが、原作者側がNOを出したら速やかに身を引かねばなりません。なのに、僕自身の管理が行き届かない場所に持っていかれては困ってしまうのです。
 なにより管理人、以前訪問者様から「読みにくい」と指摘されて以来、改行やらなんやら気を遣ってきたのにその無断で転載された先で改行もめちゃくちゃ、スペースも動かされてグワーッと行き場のない感情に乱れました。
 なので、「倉庫として放置していても読みにきて下さっている方もいるし、拙文でも暇潰しになるのなら」と開けっ放しにするのが怖くなりました。
 実は、男主人公サイト時代にもコピペされていたり、ちょっともやっとしていた部分もあります。自分も二次創作している立場だけど、と。

 そして最近、メインの活動場所(生息地)になっているTwitterでいわゆる「夢ジャンル」が話題になりました。残念ながら悪い意味で、です。
 デマか本当か、未成年が成人向け内容の夢絵を投稿したということ。
 一応、Twitterは一定の年齢に達した方が利用できるコンテンツとなっているので利用規約的にもアウトな気もするのですが、今回僕が引っ掛かったのはそこではありません。
 夢というジャンルがトレンドという、Twitter内の盛り上がっている単語を取り上げる機能によって、夢ジャンルに関わる多くのひとの発言が見えたことです。
 個人的に(あくまでも個人の意見ですが)二次創作の中でもオリジナルキャラクター(もしくは自分を投影した人物像)が加わる夢というジャンルは、より繊細な立ち位置にいると思っておりました。成人向け内容に関わらず、です。
 でも、その場でお見かけした方たちは「他人の描いた夢絵を転載」したり、または「それを見たい」と発言していらして、怖くなったのです。
 上記の無断転載の件もありますが、ルールやマナーを守って楽しむものを暴き立てて騒いでいる姿が、怖くなってしまいました。
 勿論、僕と直接関わりのあるジャンルではありませんでしたし、わざわざこんな辺境のサイトに来て下さる方にそんな恐ろしい方はいないと信じております。
 ただ、それと関連して夢に対しての否定的な発言が多く見えて、悲しくなってもいました。男性向けと女性向けで喧嘩っぽい感じの空気も苦手です。ご存じの方もいらっしゃると思うのですが、僕は男性女性、どっちにも関わらず主人公を書いているので。
 疲れてしまったのかな、と思います。色々と。

 長々と書きましたがいまでも夢小説というジャンルは嫌いになっていません。
 当時高校生だった僕が身内のきょうだいから「自分のHP作ってみたら?」とHTMLもよくわかってないとこからよっこらせと始めたサイトが、こんなにも多くの方に読んで貰えることになるとは望外の喜びです。
 一足先に閉館してしまった男性主人公サイトから始まり、その別館として立ち上げたこのサイトにも、たくさんの訪問者さんがやってきて下さいました。ここからのご縁や、ここで学んだことが別の場所でも力になってくれたと思っております。
 このお知らせを暫く設置し、一定の訪問者様にも告知できたと判断できれば正式にサイトを閉じさせて頂きます。

 あと管理人が貧乏性なので自分のパソコンに小説データ移し終えたらになると思います(台無し
 自作の小説、読み返すの好きなタイプです。
 また、Twitterではいまだ生息しておりますので、ご存じの方は引き続き宜しくお願いいたします。
 創作活動自体は別にやめていないのでどこかでお見かけしたらよろしくお願いします。

 最後に、このような場を授けて下さったフォレストページ運営様に深く感謝申し上げると共に、訪問者様のこれからのご健康とご活躍をお祈り申し上げます。

 管理人・銀夜
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