いつまでも君の幸せを

□第01夜 opening
2ページ/5ページ




ー3週間前ー






『えっ?...本部に!?』




私は驚いて持っていたお皿を落としそうになった。



「おう。お前もそろそろ行ってえぇころや」



そうコーヒー片手に言うのは

我が師、海栄元帥。



『い、いつ行くんですか??』


「そおやなー…明日出発するか」


『あぁあ、明日ぁ!?』



師匠のまさかの発言に、ついすっとんきょうな声をあげてしまった。



だって...明日って...(汗)


急すぎじゃない!?


いや、師匠がそーゆー人なのは知ってたけど…



『もちろん師匠も一緒に行ってくれるんですよね?』



てゆーか行ってくれないと困る。


今私達のいるシンガポールから本部のあるらしいヨーロッパ北部まではかなり遠い。


その距離を1人列車を乗り継いで行くなんて…


・・・絶っっっ対、無理。



「あ?…お前1人やぞ??」


『・・・・・』



え?今何つった?


お前ひt...イヤイヤイヤ!!


ないよね!!それはないよねウン!!



『し..師匠、すいません。聞こえずらかったのでもう1回…』


「せやから、お前1人で本部まで行k『Σえぇぇえぇーッ!!!!』……。」





次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ