いつまでも君の幸せを
□第01夜 opening
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ー3週間前ー
『えっ?...本部に!?』
私は驚いて持っていたお皿を落としそうになった。
「おう。お前もそろそろ行ってえぇころや」
そうコーヒー片手に言うのは
我が師、海栄元帥。
『い、いつ行くんですか??』
「そおやなー…明日出発するか」
『あぁあ、明日ぁ!?』
師匠のまさかの発言に、ついすっとんきょうな声をあげてしまった。
だって...明日って...(汗)
急すぎじゃない!?
いや、師匠がそーゆー人なのは知ってたけど…
『もちろん師匠も一緒に行ってくれるんですよね?』
てゆーか行ってくれないと困る。
今私達のいるシンガポールから本部のあるらしいヨーロッパ北部まではかなり遠い。
その距離を1人列車を乗り継いで行くなんて…
・・・絶っっっ対、無理。
「あ?…お前1人やぞ??」
『・・・・・』
え?今何つった?
お前ひt...イヤイヤイヤ!!
ないよね!!それはないよねウン!!
『し..師匠、すいません。聞こえずらかったのでもう1回…』
「せやから、お前1人で本部まで行k『Σえぇぇえぇーッ!!!!』……。」