電獣の書
□プロローグ 始まりの時
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東京都 渋谷区のとある公園で1人の少女が居た。彼女の名は月坂 チハル。アニメをこよなく愛する少女。
チハル「あーあ。どっかアニメの世界にトリップしたいなー。って空が黒い・・・。」
とその時、 ピロロロンと音がした。だが、その音はチハルにしか聞こえない音だった。
チハル「何、この音は・・・って!?」
と言いながら音のする方へ向かった。
目の前の道路を見ると、小さな子がトラックに引かれそうになる。
チハル「危ないっ!!」
チハルは道路に飛び出した。小さい子は無事だが、チハルはトラックとぶつかり気を失う。
事故にあい、チハルは目を覚ます。目の前には中ぐらいの光りがあった。
チハル「こんな所に光りが・・・」
すると光りの中から声が聞こえた。
?「この世界を救いたいか?」
チハル「へ?え?何が起きてるの?」
?「この世界も終わるだろう・・・救いたいか?」
チハル「ちょっと待って!!どういう訳か説明してよ!!」
と言い、光りの声は人間界の危険を説明した。
?「もう1度問う。救いたいか、この世界を」
チハル「・・・救いたい!!こうなってる以上ほっとけないよ!!」
と光からデジヴァイスと赤いスピリットが出た。
?「ならばこのデジヴァイスにスピリットを入れろ。スピリットは人間からデジモンに進化する事が出来る。」
チハル「デジモン!?それは置いといて・・・こう?」
と目の前のスピリットはデジヴァイスに吸い込まれ消えた。光りの声は言う。
?「今から君をDW(デジタルワールド)に転送する。幸運を・・・」
チハル「ちょっと待って!!DWって・・あぁぁぁ・・・」
チハルは光りの中に吸い込まれ消えた。
チハルの冒険が今、始まる。