短編

□再会後の情事
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久々に、幼なじみと駅のホームで再会した。




加藤……すごく男らしくなってて、
俺に守られていたのが嘘みたいだ。






「計ちゃん、俺ずっと計ちゃんに憧れてたんだ。


…会えて嬉しいよ」





加藤のがっちりした体格。
格好のいいルックス。

「計ちゃん」と呼ぶ、
甘く低い声。





……ヤベぇ。
すっげぇ惹かれた。



めちゃくちゃ加藤が色っぽく感じる。


唇を舐める舌。
きらりと光って引っ込んでいく。




艶っぽい眼差しが…
俺を捕らえた。





「…加藤、

俺んち来いよ…」




渇いた喉から出た、引き攣れる声。




無性に抱きたくなった。

早く…お前ん中でイキたい。
今、これから
…熱い内部で、俺を包んで
思い切り締め付けて欲しい…。






「いいよ計ちゃん。

今から行こうか」





屈託のない笑顔で
着いた車両に乗り込んだ。





すぐに出発し、揺れる車内。

じっとりと汗が浮かぶ。
これからの期待に、
俺の下半身は窮屈に反応し始めた。





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