紅蓮の優姫

□余談
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「全く旦那は…。静かだね、明智の旦那に鬼の旦那。風魔もいつの間にかいないし」





そこには騒ぎには加わらず、ただ座る明智光秀と長曾我部元親がいた。





「風魔小太郎は恐らく臣緒の護衛ですかね…全く忠犬過ぎて困りますね。臣緒を誘拐しようにも手が出せません」





「やつは厄介だよな!まっ、海賊ってーのは、欲しいもんは静かに、豪快に盗むもんよ!!」





「………ハァ…」





この時佐助の心に、この二人は要注意人物として書き加えられた。







部屋を見渡せば既に跡形もなく、屋敷の大将はただただ笑うのみ。





「ブワッハハ!!!臣緒が欲しくば、この義父である儂を倒してゆけぇい!!」





「Realy?!話しが早ぇ!!」

「うぉおお!燃えてきましたぞぉ!!」

「やはり最後の敵は信玄公か!!」

「市、行くぞ!」

「はい…長政様…












「…臣緒ちゃん、早く帰って来ないかな…」


















その後、滅茶苦茶になった部屋を見た元就が皆を廊下に一列で正座させたとさ。





End...
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