紅蓮の優姫

□君の優しさ
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「破廉恥であるぞ、政宗殿!!」





「そうそう。うちの姫さんに気安く触んないで欲しいな〜」





「大丈夫だよ、佐助君。臣緒君はいずれ竹中へ迎える」






「それはなりませんよ…臣緒は明智へ迎えるのですから」







「何が大丈夫なのか解らんな。そしてこやつらの頭が大丈夫か?」






「ひでぇ言い様だな元就…」









なんか収集がつかなくなってきた…







『てかなんの為に集まって貰ったか覚えてます?!』






「良いではないか臣緒よ。皆そなたとの再会を喜びたいのじゃ」





『お館様!』





駆け寄ろうとした私は、隣で拳を握り締め駆け出した幸村を見て思い止まった。





「幸村あああぁ!!!そんな甘い拳では織田のに勝てはせんぞお!!」






その言葉でようやく本題に入れそうだ。





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