ストーリー
□ゲームブック
第1話
彼の夢は勇者になる事であった。
〜クリア条件:勇者を夢見るべし〜
たいした名物もなければ、地理的に東西南北に寄っているわけでもない、なんの変哲もない片田舎で生まれ育った彼は、自分の名前が嫌いだった。
それはそれは嫌いだった。
あまりに嫌いだったので、考えた。無い頭で考えた。真剣に考えた。
考え疲れたので生き抜きをしようと思った。
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