WOLF`S RAIN&Vassalord.

□☆始
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【ツメVer】



まったく…とんだ事をしてしまったもんだ。



こんなガキに
何、欲情してんだか…



「んぅ、ツメ…」


「っ!?」



柄にもなく赤面してしまった。


こいつが…トオボエが無意識に寝言で俺の名前なんて呼びやがるから――



クソ、どうなってんだ

こんなの・・・

「俺のキャラじゃねーぞ」





===




それは衝動的だった。


トオボエが無邪気に話し掛けてくるから、いくら怒鳴って威嚇しても効かないトオボエを黙らせるために…
トオボエの小さな唇を塞いでやった。



抵抗しないトオボエを、少しからかってやるつもり…
だったと思う。



ゆっくりと、味わうみたいにトオボエの口内に舌を這わせていった ―くちゅ―
静かな部屋に、舌と舌が絡まる音が響き渡る。



それがいけなかったんだ


俺の舌で息が上がり、顔を真っ赤にさせて必死に絡み付く様、懸命に舌を動かそうとしているトオボエを見ていると、 ガキ の癖に妙な色気を感じてしまって。


トオボエを荒々しく組敷いた…――



唇を離してトオボエを見るんぢゃなかった





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