WOLF`S RAIN&Vassalord.
□☆始
2ページ/4ページ
【ツメVer】
まったく…とんだ事をしてしまったもんだ。
こんなガキに
何、欲情してんだか…
「んぅ、ツメ…」
「っ!?」
柄にもなく赤面してしまった。
こいつが…トオボエが無意識に寝言で俺の名前なんて呼びやがるから――
クソ、どうなってんだ
こんなの・・・
「俺のキャラじゃねーぞ」
===
それは衝動的だった。
トオボエが無邪気に話し掛けてくるから、いくら怒鳴って威嚇しても効かないトオボエを黙らせるために…
トオボエの小さな唇を塞いでやった。
抵抗しないトオボエを、少しからかってやるつもり…
だったと思う。
ゆっくりと、味わうみたいにトオボエの口内に舌を這わせていった ―くちゅ―
静かな部屋に、舌と舌が絡まる音が響き渡る。
それがいけなかったんだ
俺の舌で息が上がり、顔を真っ赤にさせて必死に絡み付く様、懸命に舌を動かそうとしているトオボエを見ていると、 ガキ の癖に妙な色気を感じてしまって。
トオボエを荒々しく組敷いた…――
唇を離してトオボエを見るんぢゃなかった
nextツメ