家庭教師ヒットマンREBORN!

□☆欲望の果てに
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キキッと、低音を鳴らして静かに車は停まった。

目的の場所に着いたのだ






ディーノの泊まっているホテルは、テレビでも良く取り上げられている、バカ高い一流ホテルだった。

ホテルマンに案内されながら、ディーノの泊まっている部屋に着く。


チップを渡し、配下の者にはゲストルームへ行くよう指示をすると、窓を見下ろす俺の背中を抱き締めた。







『会いたかった』










『俺もです。』




俺の耳元で囁く、ディーノの喜びそうなセリフを吐く




『君の居ない日々は、どんなに辛く…心淋しいものだったか…』



ランボの声など耳に入っていないのか、ディーノは独り言のように言葉を発した。


『……』





『早くランボの温もりを感じたい』



そう言うとランボは、頬を少し赤らめながら、衣服をするすると脱いでいった。

外から差す日の光と、室内に付けた電気の光にあてられて、ランボの体の隅々の所まで、ディーノに見られる。

ディーノの白く長い指が、ランボの脇腹を、なぞるように触れる。

『ふっ…』

ランボの熱い吐息が、ディーノに触られるたび洩れる

治りかけの赤グロい、体の至る所に走る鞭の傷痕を。


『あぁぁ…ぁっ…ハッ』



体の至る所に走る無数の傷痕……。


その一層弱い皮膚に、ディーノの長い舌を這わす。


ぴくんっ

敏感なランボの体が跳ねる


気を良くしたのか、ヌルヌルとランボの敏感な部分を、蛇が這うように唾液を垂らしながら刺激してゆく


『んぅ…はっ…あっ…アン』

無数に走る傷を舐められながら、少しずつ息が上がってくる。


ひくんっ。とランボ自身も反応し始めた……


『…、ランボは本当に厭らしい仔だね…こんな反応をすぐしちゃって』


ツツッと、焦らすように内太股ギリギリの所を舐める、自身には触れない様にと舌は焦れったく蠢くのだ。


『ふっ…ぅんディーノさ…ンもぅ…んん…』


『ん?何だい?』


お尻の柔らかい肉の感触を指で楽しみながら、舌を這わすディーノは、ひくんっ
ひくんっと昂ぶっているランボ自身は目に入っていないのか、素知らぬ顔をして
ランボの水を含む、エメラルドの様な瞳を見つめた。


『ディーノさんっ…願っ…します』


ポタッポタッと、まだ触れてもいないランボ自身は雫を流す程に追い詰められていた。


『何?ランボ、言ってくれなきゃ分からないよ?』


ふぅっと、雫を流すランボ自身に、ユルイ風を吹き掛ける。


『ふぅんっ…ディーノさン…いっぱぃ…沢山シテくだ…さぃっ…もっと』


涙を浮かべ乞う姿は、ディーノの加虐心を駆り立てた。


『ハハッ、まったく…ランボ。淫乱なお前は、他の男にもそうやってねだっているんぢゃないだろーな?』


ギリッ

『ひゃあぁぁあ!?』

ディーノの爪が、ランボの柔らかいお尻に食い込む。


『してま…せん…』


鞭の傷痕の上に、新しく付けられた爪の傷痕…柔らかく敏感なヶ所の痛みを我慢
する様に、途切れ途切れディーノに言葉を返す。



『そぅ、偉いねランボ。』


気を良くしたディーノは、ご褒美と言わんばかりに、ランボ自身へキスの雨を降らせた。


『…ふぁ…あぁ…ぁんっ……あっ…』


たまらない、といったように首を横に振り快楽を逃がそうとする。
その姿を見て、ディーノはランボ自身を加え始めた。


『ひゃっ…ディーノさん…そんなコト…あっ…だめぇ…』


『なんで?気持ち良いでしょ?』


レローと見せ付ける様に舌を這わす。ディーノの唾液でグチョグチョになったランボ自身は、酷く卑猥だった。


『ディーノさんが…汚れちゃう…んっ…』


『ふっ、汚れないよ』


レロレロとカリの部分を舐めてやり、ちゅうっと吸い付くように、先ッポを吸っ
てやると、大粒の涙を零しながら、声を一層高くしてイッてしまった。


『あっ…ハァ…ハァはぁ…』

余韻に浸るように、目を閉じて呼吸を正す。

ごくっ。


『の!飲んぢゃったんですかー?』


『うん♪』


ニッコリしながら、口の周りに付いた、涎か精液かも分からない液を、軽く袖口で拭う。


『汚いですよ!ごごご、ごめんなさいー!?』


まったく、この仔は…

『綺麗だよ。甘くて美味しかったし…まだまだ、飲みたいな。』


舌をペロッと出して、見つめてあげると、カァァと耳まで紅潮してしまった。


『もぅ…』


紅く照れるランボを見て、次第に愛しさが込み上げる


『ねぇ、俺のもシテ。』


『んっ。』


コクンと、幼さの残る仕草で頷くと、慣れたようにディーノの股間に顔を近付けた。


お腹に舌を這わせながら、ゴツめのバックルや、ジップを開けていく…


ズボンを下ろすと、ランボの痴態に興奮したのか、クッキリとパンツ越しに高ぶりを主張していた。

形を確かめる様に、頬を擦りながら鼻先で刺激する。
フワッと、フワフワの髪の毛をディーノに撫でられて、ランボはパンツを脱がし
て、天をつくディーノ自身の先を舌先で刺激した。


チュクチュクと、唇を吸い付け、わざと音を出しながら変わらず舌先で刺激を続ける。

レローっと、舌裏で根元までジグザグに這っていくと、数回往復をしてカリをチロチロ舌を尖らせて舐めあげた。


『………ふぅ…』


頭上から、ディーノの熱い吐息が降り掛かる。
相当気持ち良いのか、自身の先からは、プックリ液が溜まっていた。


上目遣いをしながら、ディーノ自身を口に含む。
唾液を沢山絡ませながら、ジュプジュプ喉奥まで加えながら、喉奥で先ッポを刺激する。



(まったく…何処で覚えた技なんだか…)



ディーノの眉間が微かに動くのを目で捕らえると、ディープに加えていたのを止
め、今度は強烈に吸い上げるように、バキュームを始めた。


ジュプジュプグチュ……

『ランボッ!いくよっ』


上がる息を押さえながら、ビュクビュクンと大量の精液を放った。
口に含みきれなかった精液は、ランボの顔を汚した。
顔に付いた精液を、しなやかに指で掬って唇へと運んだ。


『おいしっ…』


チロッと下から目線がキテ、イったばかりのディーノの下半身は、再び高ぶりを取り戻した。




『エロいね。ランボは』
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