家庭教師ヒットマンREBORN!

□不埒な恋
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少し焼けた肌に、金色の髪‥‥

碧い瞳は、広い海を見ている様で‥‥

君の名前を口ずさむと、何故か涙が溢れてくるんです。


どうか、愚かな俺を罵って‥‥

踏み付けて、そのライフルで打ち抜いてください。



そうしたら俺は少しだけ、君から離れる事が出来るはずだから





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 不埒な恋
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『やぁコロネロ、お久しぶり。』


町中で一際目立つ金色の髪をした、見知った少年に声を掛けた。


彼の名前はコロネロ。


あまり接点もないけど、俺の恋い焦がれる人‥‥


『何だコラ』

そして、

『今、忙しい?良かったら俺の家で昼食でもどう?』

俺は彼の2番目の愛人。



『良いぞコラ』










家に入るなり、押し倒された。
愛しの彼は欲求不満らしい‥‥



『ぁ‥はぁ‥‥シゴト‥詰め過ぎじゃない?』


激しい愛撫。
至る所に、キスマークや歯形に引っ掻き傷‥‥


『お前が‥誘うから‥だろ?』


汗でひっつく髪、固くて冷たい床、重なる二人の熱い吐息。


『ぁは‥良く分かったね‥‥でも‥ご飯‥食べてって‥ね』


まとわりつく空気、ヒクつく蕾、トロトロにとろける体液


『上も下も、美味しく頂いてやるぞコラ』


質量の増した、硬くぬめるペニス、トロトロにとろけたヒクつく蕾に雄々しく突き刺さるソレは、一瞬で何もかもを忘れさせてくれる。

コロネロだけの世界、熱く突き刺さる情熱は彼らしく、自分の快楽を最優先した交ぐあいだった。
息を切らせて、紅く腫れた蕾の中に白濁した液体を残し抜き去った。

残された僕、全身に鬱血した後や切り傷‥噛み傷‥擦り傷‥首を締め上げた傷。

愛しい人の姿が見えなくなって、棚に飾ってある写真を見上げる。





『重傷なのは、恋の傷痕』




そこに映るは、僕とコロネロと美しい女性が笑い合う写真。

これは自分に与えた苦痛と言う名の精神拷問具。

自身の傷を確かめながら、俺は彼の2番目に大切な愛人だと、複雑な思いを確かに‥‥

静かに胸に秘める。




END
━━━━━━━━━━━━後書き.

コロランに挑戦してみたけど、手応えが‥‥(汗)。
でもコロラン良いねっ!?
猛烈に楽しかったぁー!

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