家庭教師ヒットマンREBORN!
□快楽主義な殺戮劇場
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『快楽主義な殺戮劇場』
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ
『あー、煩い煩い!?』
脳内に響く、暗示みたいなセリフ。
それは、子供の時から脳裏に刻まれたヒットマンとして必須の言葉だ。
殺せ、殺せ、殺せ、
玩具を全部ぶっこわせ!
「ぁひっ!や‥やめろぉ!」
「たっ、頼む!助けてくれ」
「あああああ、じに゙だぐな゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!」
助けを請う奴等を、依頼通りに素早く片付けた。
悲痛な、恐怖に取り付かれた顔を、多少愉快に思いながら打ち抜いて‥‥
今日の玩具(ターゲット)は六体だった。
何故殺さなきゃいけないのかなんて理由は、地平線の彼方へと忘れてしまった。
そんな事、俺に関係無いし‥‥
大方、治安を荒らすとかで、ボビーノへの依頼か何かだろう‥‥
六体の額や喉に一発ずつ、弾丸の後が残っている。
無駄に体中撃っていないから、死体は綺麗だった。
『あーあ、つまんないの‥‥』
一般人なのはすぐに分かったけど、予想以上に張り合いの無い玩具で、俺はガッカリだった。
もっと、血が煮て沸き立つ様な、楽しい死体が沢山見たかったのに‥‥
『あっけなく死んぢゃってさ、つまんない玩具だなぁー』
ぶつくさ文句を言いながら、幹部に仕事の終わりと、死体処理の連絡を入れた。