04/05の日記

22:56
神宗一郎
---------------



春休み残り二日。

短い春休みの間。
時間の過ごし方は人それぞれだか
この女は完全に勉強、
というより宿題すら手を付けていなかった。




「神先輩〜っどうじまじょ〜っ」

『とも?取り合えず落ち着いて、話聞くから。』


ともの電話相手は同じ中学である頭脳明晰、スポーツ万能、バスケ部1努力家の神宗一郎先輩である。


「はい!」


そして私の(勝手だけど)相談相手でもある。
神先輩に相談すると悪い物質が抜けていったみたいに楽になるorやる気が出る。


『それちょっと誉め過ぎだよ。』

「じっ神先輩聞何で解ったんですか!?エッエスパー??」


『まさか…でもともがそんなに悩んでるのって、宿題が終ってないとかでしょ?』


なっ何で解ったんですかァアァ!??今こそ口に出してないのに!!!


『夏休み終りも冬休み終りもこんな会話したからね〜。』


あ…そうでした。とにかく!


「そういう事なんです!どうすれば良いでしょうか!?」


『今から寝ないでやれば夜中には終わるんじゃない?』


「どんだけ意地悪なんですか〜!私の成績知ってますよねぇっ?」


『知ってる凄く普通。』


「そうなんです!凄く普通!じゃなくて!……」


『………どうしたいの?』


どうしたいの?って聞かれれば困るけど…取り合えず……

「宿題終わらせたいです。」

『それはさ………。』



神の声が急に下がった。
これは意地悪とかじゃなくて、
単に人間的お説教である。
ともは静かに神の話を聞いた。



『…それは、普段自分が勉強してなかったからいけないんだよね。』

「はい。」

『それに3度目だよ?こういうのは。』

「…はい。」

『もう少し考えないといけないよ。』

「……はい。」


『…………はー……』



神先輩に溜息までつかせてしまった。反省しなくちゃだ。



『俺もともには甘いな〜。』




「………え?」














『宿題…………手伝ってやるから、のぶには内緒だよ。』













「………はいっ!」













私は宿題先にやりたいけど後にやってしまう派です(笑)泣けます。
さっきまとめて終わらせましたが、終われ気持ちが良いものです!
残り一日、部活に集中します☆←

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ