第一弾<book>
□ブッドレア【音羽様】
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「つか、こいつスッゲェ音して頭激突させてたから早く手当てしてやってくれ」
なんか先生にため口って・・・
『あの・・・氷だけ貸してくれませんか?』
先生はお茶目なのか天然なのかそのままの氷を渡してきた
「それじゃなくてアイスノンとかだろ?」
こちらを見て同意を求められ頷く
なるほどと言って保険医はまた何処かへ行った
『?』
「つか、お前よくあんな所に激突出来たな(笑」
『あ、あれはっ』
「はいはい。あんま怒ると可愛い顔が台無しだぞ?」
頭を優しくさする
『/////』
「お前赤くなりすぎっ」
『わ、笑うなぁ!(///』
まただ・・・
「つかお前新入して1日なのにモテるな?」
『はい?』
「オレのクラスの奴が騒いでた」
まぁ、あたしは可愛いから騒がれて当然よ
『あたしなんかより先輩のがモテるんでは?』
「オレ?オレはモテねーよ?」
きっとこの人鈍いんだわ
『おい。保冷剤持ってきたぞ。・・・なんだ?なんか良い雰囲気だな?』
保険医の先生が帰ってきたことによって話は終わる
『そんなんじゃありませんっ(////』
「(そんな否定しなくとも・・・)」
『まぁ、どうでもいいが』
保冷剤を優しく投げられる
てか、あなたが話を切り出したんでしょっ!!
『保冷剤は渡したんだから早くどっかいきな』
等と保健室を追い出されたあたしたち
『あの本当にありがとう』
「・・・あぁ」
お礼を言っただけなのに嬉しそうに目を細める
『?』
「いや・・・。初めて笑ったなって思ってよ」
沈黙が流れる
『/////』
なんかあたし今日赤くなりすぎ
「あ、えっと・・・まぁ、気を付けて早く帰れよ(照」
顔を背けてあたしの頭を撫でる
少し見えた横顔は夕焼けのせいなのか少し赤かった
「じゃな。」
彼が立ち去った後も鼓動は止まない
『・・・(////』
そっと触れられた頭に触れ
彼を思いだしまた鼓動は速くなる
そうまるでそれは
恋の予感
ーあとがきー
なんかグレイとルーシィが偽物な感じですねー・・・(泣
27巻のせいでもう泣きたい・・・っ
世の中はグレルーだっ!と叫びたいっ
本作もグレルーだ!!と訴えたい・・・っ!!
グレルー愛してる皆様見てくださいましてありがとうございましたっ