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□油断しちゃいますた☆
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『・・・・・・。』


何かを考えている部長。そして何かに突然気づいたように顔を上げた。


『・・・今、何時?』

「?・・・5時半ですけど?」

『そうか・・・』

「時間がどうかしましたか?」

『ここの生徒会室は機密文書がたくさんあってな・・・。
5時半になると、自動的に鍵が閉まる。
一回鍵が閉まったら・・・朝になって先生方が開けるまでそのままだ』

「え?・・・・・・えぇ―――――!!?」


・・・て事は、アレですか!?
この、いつ狼さんになってもおかしくない先輩と、朝まで2人っきり!!?
しかも密室!ヤバくないですかこの状況!!


『・・・・・・。』

「・・・・・・。」


お、おまけに気マズイし・・・。


『・・・・・・ハァッ』

「大丈夫ですか!?」

『・・・あまり、近づかないでくれ』

「あ・・・はい」


なんか・・・・・・メチャクチャ、
ドキドキするよぅ・・・。
それに・・・先輩すっごいつらそう・・・。
・・・・・・やっぱりあたしが・・・。


「部長!」

『何だ?』

 チュ

『!!』

「・・・このままじゃ先輩はつらいままじゃないですか、だから・・・」

 チュ

『だめだ。それ以上したら・・・俺は、・・・俺は・・・・・・!』

 チュ

「いいですよ。国光先輩」


そぉっと耳元で囁くと我慢が出来なくなったのか、国光先輩はあたしの事を押し倒した。


『いいんだな?』

「はい・・・」

『後悔、するなよ?』

「はい」


返事を聞くと、唇を重ねながらあたしの服を脱がし始めた。


『・・・キレイな体だな・・・』

「は、恥ずかしいです////」


まるで、あたしの体を慈しむように触ってくれる・・・・・・くすぐったい。


「う・・・あっ・・・・・・やん」

『エロいな・・・』


そう言ってから、熱い舌と薄い唇で
胸の蕾を愛撫し始めた。


「やっ、あたしはエロなんかッ・・あぁっ」

『・・・どこがエロくないんだ?
もう濡れている・・・』


あたしの下半身をジッと見つめる先輩。
足を閉じようとすると手を割り込ませ、閉じる事が出来ないようにされる。


『女の体はある特定の場所に刺激を与えると達したり、潮を噴くというが・・・・・・
本当か?』

「し、知らない・・・です」

『何故だ?』

何でか知らないけど怪訝そうな顔をされる。


「いや、何故って聞かれても・・・」

『越前としてるんじゃないのか?』

「・・・・・・は?」


いきなり何を言い出すのか、この人は。
あたしが、リョーマくんと?


「そんなワケないじゃないですか。
あたしとリョーマ君はそう言う関係じゃないですよ?」

『そう・・・なのか?』

「はい。こういう事だって国光先輩が初めてですし・・・」


先輩の顔がサッと曇った。


『初めて?・・・じゃあ駄目だ。ちゃんと
・・・初めてならちゃんと好きな人としろ』

「今さら何を言ってるんですか?国光先輩『で』じゃなくて、国光先輩『が』いいんですよ。あたしは・・・」


先輩をギュゥッと抱き締める。


「順番が逆になりましたが・・・
好きです。先輩」

『それは・・・本当か?』

「当たり前じゃないですか」

『そうか・・・ありがとう///』


先輩は『はにかみ』ながら言った。
え?すっごくこれレアじゃない?どうしよ。ケータイ持ってくるんだった。


『それで・・・だな』

「あ、はい。何ですか?」

『俺も・・・お前の事が好きだ』

「はい・・・ってぇぇぇ!?!?」


先輩が・・・あたしを?あたし事好きって言った?夢じゃ・・・ないよね?
てか、夢なら覚めるな!


「先輩・・・あの、冗談じゃ・・・ない、で・・・すよね?」

『当たり前だ』

「う・・・嬉しいです」


なんか驚きと嬉しさがゴチャ混ぜになって、泣きそうなあたしを、国光先輩は壊れ物でも扱うように優しく抱き締めてくれた。


「せんぱ・・・続き、しましょうよ」

『いいのか?』

「・・・・・・はい」


あたしの返事を聞くと、先輩は愛撫再開した。とても優しい愛撫。処女のあたしを気遣ってくれているのがよく分かる。


「ん・・・あっ」

『愛らしい・・・な』

「あっ・・・そんな事・・・・・・」


先輩の優しい愛撫で秘部がぬれて、太ももまで蜜が垂れてきた・・・。恥ずかしい。

 クチュッ

『もう・・・大丈夫か?』

「はい・・・来て、ください」

 ヌプッ

「っああっ!」

『クッ・・・力を抜いてくれ・・・』

「んっ・・・痛ッ」

 チュゥ

「んんっ、んっふ・・・」

『キスに・・・集中しろ・・・』

「ん・・・・・」


国光先輩に言われた通り、キスに集中してると、力が抜けて、先輩のモノが入ってきた。


「ああっ」

『狭いな・・・動かしても大丈夫か?』

「はい・・・」

『動くぞ・・・ッ・・・』


先輩は初めはゆっくりと、そして少しずつ加速し始めた。


「あっあっあっ」

『・・・ッハァ・・・・クッ』


初めてなのにあまり痛くなくて・・・国光先輩のおかげだと思った。


「・・・あっ・・・もう、イキそ・・・」

『俺も・・・だッ』

「あっ、あっ・・・・・・ぁあああっ」

『クッ・・・』


国光先輩が奥を突いた時に、耐えきれずイッてしまった。


「・・・先・・・輩・・・・・・」

『・・・なんだ?・・・』

「好きです・・・」

『俺も・・・好きだ・・・』









End
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