頂物・捧物
□勉強会と言う名の…(頂き物)
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角度を変える濃厚なそれに、離れようとしても服の中に忍んできた手に胸の飾りを摘まれてそれもままならない。
「んっ…あ、あぁ…ん。ま、まだ…勉きょ…残って…っあん」
力の入りにくくなった手で幸村の手を制止しようとするが、意味の無いままだ。
「今日は…何でも教えて下さるのでござろう…?」
「あぁっ…ん」
耳に舌を這わされ『何を』と問いただそうにも、口から出るのは艶を帯び始めた自分の喘ぎ声。
「政宗殿は…此処が感じやすいのでござったな」
「ひゃっ!!…あっあっ」
ちゃんと覚えております。得意そうに、褒めて下されと言わんばかりに幸村は俺の感じやすい場所を的確に攻めてくる。
「相変わらずでござるなぁ…」
「んく…あっんふ…」
つんと主張する胸の飾りを摘まれたり押しつぶされたり、どんどん熱は上がっていく。もう手にしていた赤ペンさえ取り落とし、久し振りに与えられる快感に耐えるのに必死だった。
「…こちらはどうしたら良いのでござっただろうか…」
「うあっ…あぁっあ!!やぁ…んっ」
未だジーンズの中にある俺自身は胸への刺激で緩く主張を始め、そんな反応に気付いた幸村は何処か嬉しそうにそっと握りしめてきた。
「はっ…あっあ…ゆき、幸村ぁっ」
「教えて下され…」
解っているくせにジワジワとした刺激から一変する事はなく、俺の耳を先走りから発せられるぐちゅぐちゅとした淫猥な音が支配する。
「も…あっ幸っ…んんっ!あっ!?」
亀頭をひっかかれ、達しそうになった俺に、幸村はきつく根本を戒めると愛撫の手を止めた。
「な、何で…」
もう少しで…。そう思うと、何時もの太陽の様な笑顔とは明らかに質の違ったソレ。
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