戦国系統

□義の男達
1ページ/4ページ



「ふと思ったんだが…」




そよ風吹く縁側にて三人幸村、兼続、三成らが団子をおやつに語らいでいた時三成が二人に聞き出した



「どうなされました?」




深刻そうな面立ちに団子を頬張る手を止め聞き返す幸村






「…お前たちは好きな女はいないのか?」




「「!!」」





あまりに予想外!!
あまりに唐突!!
あまりに不釣り合いなセリフ!!




二人は吹き出した





「汚いではないか… おねね様のEDではないんだぞ…」




「い、いえ! あまりに突然で…」

「ど、どうした三成? やぶからぼうに…?」



驚きを隠せない二人に少々顔を赤らめる三成


(おれはそこまで変な事を言ったか?)







「いや… なに、ふと思っただけだ…」





三成の問いに答えられない二人



しかしここで兼続が聞く





「私はそういう女は居らぬが… 三成にはギン千代が、幸村にはくのいちが居るではないか!」







今度は三成も吹いた
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ