戦国系統
□義の男達
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「ふと思ったんだが…」
そよ風吹く縁側にて三人幸村、兼続、三成らが団子をおやつに語らいでいた時三成が二人に聞き出した
「どうなされました?」
深刻そうな面立ちに団子を頬張る手を止め聞き返す幸村
「…お前たちは好きな女はいないのか?」
「「!!」」
あまりに予想外!!
あまりに唐突!!
あまりに不釣り合いなセリフ!!
二人は吹き出した
「汚いではないか… おねね様のEDではないんだぞ…」
「い、いえ! あまりに突然で…」
「ど、どうした三成? やぶからぼうに…?」
驚きを隠せない二人に少々顔を赤らめる三成
(おれはそこまで変な事を言ったか?)
「いや… なに、ふと思っただけだ…」
三成の問いに答えられない二人
しかしここで兼続が聞く
「私はそういう女は居らぬが… 三成にはギン千代が、幸村にはくのいちが居るではないか!」
今度は三成も吹いた