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□神だから
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自転車で歩道に乗るとき
段差とタイヤが平行になると
ガガガガってなって転ぶ
これって誰しも経験するよね
「あーあれはよくやったな」
「晴矢はよくやったな じゃなくてよくやる だろう」
「そそそそんなことねえよ」
『「へぇ」』
「そんな目でみるんじゃねえ!!」
『でもまあ風介だって小さい頃はやったでしょ?』
「あぁあれは誰もが通る道だろう」
「あれテンパるんだよなー」
『そうそう!
バランス持ち直そうとするんだけどあっという間にね』
「車とか来るから怖えんだよ」
『そうそう…あ照美だ』
「みんなで集まってなにを話してるんだい?」
『あのね、
自転車で段差に上がるときにガガガガってなって
転ぶのって経験したことない人いないよねって話』
「僕はないよ」
「「『ええぇぇ??!』」」
「んなわけねぇだろ!!!
俺なんか未だになるのに!あ。」
『やっぱなってんじゃん』
「いやそれよりもアフロディの話の方が驚きだ
晴矢が転ぶのなんか吃驚でもなんでもない」
「同様のあまり喧嘩売りやがって」
「まあ僕は神だからね」
『でた。久々に聞いたよそれ』
「神が転ぶところなんてみたくないだろう?」
『あーまあ照美が転んでるところかあ…』
「確かに想像できないな」
「自転車で転倒したこともないのか?」
「うん。自転車自体乗れないからね」
「「『…………は？』」」
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「でもよー。アフロディがチャリ
こいでるとこなんて想像できなよな」
『髪の毛がサラサラなびいてるとこまでは
想像できるんだけどなぁ』