ヘタリア

□無茶振り
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拍手お礼ss「無茶振り」

「ねぇねぇ、アーサー。たまにはフランシスみたいな甘い言葉で口説いてみてよ」

「ハッ!あっんな背筋が凍るようなセリフ、たとえ世界がひっくり返えったって吐かねぇよ!」
アーサーは白目をむいてポコポコした。
お決まりの「馬鹿ぁ!」のおまけつきで。
いや、ここで引いてなるものか、と私はひと押し。

「試しに言ってみてよ!…まさか言えないってわけじゃないよね?」
私は悪戯っぽくアーサーを煽った
アーサーは「はぁ」とため息をついた。
ちょっと悪戯がすぎたかな
私は少し心配になっていると、アーサーはそっと私に近付き一言

「…お前からキスしたら言ってやるよ」
海賊時代を彷彿させるような挑発的な眼差しをしたアーサーにぐいっと引き寄せられた

「(どうしよちょっと今のキュンときたかも)」

(なに顔赤くしてんだよ)
(そっそっちだって顔赤くなってるくせに)

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