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□溺れる愛を
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お前がモテるってのは昔から知ってた
少なくとも同期の奴らはほぼ全員**に気があるだろう
だからな…
「お!**発見!」
こんな光景見ると焦るんだよ
「あ…キバくん!」
俺が演習場へ向かっているとき、偶然この光景を見た。
どうやら**も里を歩いていたようだ。
声をかけようとしたその時、別の方向から来たキバが俺より先に**にかけてしまう。
「**、何してんだ?」
「暇だったから適当にぶらぶらしてたんだー。キバくんは何してるの?」
これはただの会話。
そうだ、普通の会話だ。
だけど意識せずには見られなかった。
別に俺は好きな奴が他の男と普通に話してるだけでここまで嫌だなんて思わねぇ。…多分。
だけどそれが男に気がある場合だったらそういうわけにはいかない。
**にはそういうつもりがなくてもあっちは**のことが好きだ。
キバだけじゃねぇ。
ナルトやシカマルだってきっと…。
そう考えるとやっぱ我慢出来なくなった。
俺は二人のところに近づく。
「なー**も一緒に散歩しようぜ!」
「え、いや私は…」
「散歩だけならサスケも怒んねぇだろ?別に友達なんだよ!」
「う、うーん…。…あ、サスケくん!」
最初に俺に気づいたのは**だった。
**は困ったように俺を見る。
たく、人の彼女を誘おうとしてんじゃねぇよ。
そんな風に思いながらキバを見るとそれに気づいたようで諦めの表情を見せた。
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