黒白煌乱
□One-Gray
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『うーーわーー…マジココどこぉ…何か周りが真っ白過ぎて逆に気持ち悪…
え、てか何でこんな真っ白なの?
あ、俺もしかして死んじゃって天国にいるとか?
……天国って何もないんだなぁ…寂し過ぎるだろ…
花でも植えてやろうか』
【お前…絶対周りの奴等から阿呆って言われてるだろう…】
『失礼な。1日に2回言われる程度だぞ』
【十分言われてんじゃねぇか】
『チッチッチ…俺にとったら2回なんて少ない方だ。いつもは10回言われるぞ』
【どんだけアホな事してんだよお前】
『それは企業ひみ………俺一体誰と喋ってんだ?』
【スゲェ今さらだなオイ】
『………アンタ誰――――?』
【ちょっ、待てお前。
今確実に俺の事見たくせに何も見てない様な感じで目線逸らすとは何事だ!】
えっ…何でって言われても……
『……見ない方が良かったから?』
【お前は遠まわしに俺の顔が見れない位に酷いと言いたいのか】
……それはちょっと違うよ…
だって…いきなり目の前にさ…漫画のキャラが喋って動いてたらどうよ?
直視できるか?
俺無理だわ。そんないきなり頭着いていかねぇっての
【んなお前の好きな日番谷冬獅郎が喋ってる事に驚いてんのか?】
『当たり前じゃボケェエ!!!!
驚くに決まってんだろーーがッッ!!!』
【まぁ落ちつけ…とにかくお前には色々話さなきゃいけない事があるからな…】
そう言った男…もとい仮日番谷は地面に座って俺に話し始めた
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