イナイレのほん

□いつでもどこでもバカップル
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「マーク」

「なんだ?」


オレは君にそう尋ねる。
けど、君は笑いながら呼んだだけと言う。
本当に可愛いな。
オレは君の頭を撫でる。
そうすると、君は嬉しそうにオレに抱きついてくる。
オレはそんな君を抱き締め返す。
そして、君の頬に頬擦りをする。


「ちょっ、まぁく……くすぐったいよぉ…」

「フィディオが可愛いから悪い」

「もう…マークたら…」


君は顔を赤くさせて照れる。
オレは君に口づける。
最初は頬に。
君は片目を瞑り、くすぐったそうだ。
オレはそんな君が愛しくて堪らない。
次は君の唇に軽く。
ちょっと君は照れ臭そうだ。


「マーク…どうしたんだい?今日は異様に積極的だよ?」

「フィディオが拗ねないように、な?」

「もー…マーク!」


君はオレの胸に顔を埋める。
きっと、君の顔は恥ずかしさで真っ赤なんだろうな。


「フィディオ?」


君はオレの呼び声にオレの方を向くことによって反応する。
オレは君の唇をふさいだ。
そして、君の口の中に舌を侵入させる。
君とオレの舌をからめあう。


「ん…ふぅ………」


水音だけが響く。
君は舌にだけしか注意がいってないらしく、苦しそうだ。
オレは仕方ないから君との行為を止める。
名残惜しそうに銀糸がひく。


「……はぁ…はぁ…」

「大丈夫か?」

「う、ん…」


君の目は潤んで、頬は紅潮している。
とても、扇情的だ。
……可愛すぎる。


「フィディオ、本当にお前が可愛すぎるのがいけないんだからな」

「へ?ちょ、……マーク!?お姫様抱っこは恥ずかしいよぉぉぉ!!」







結局彼らは







「ミーたちがいることにマークたちは気付いていたのかな?」

「さぁな…?」

「………でぃーぷきす、あれが…でぃーぷきす、…………」

「カズヤがあらぶってるよ!どうしよう?ドモン?」

「放っとこう。それが一番だからな………」







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とりあえずいちゃらぶさせたかったんだ。

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