イナイレのほん
□トラウマ
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「マーク…」
「フィディオ…どうした?」
急にフィディオがオレの宿舎に尋ねてきた。
どうしたのだろうか?
取り敢えず、オレはフィディオをオレの部屋につれていく。
「で、フィディオはどうしたんだ?こんな時間にいきなり…」
「わ、笑わない?」
フィディオはそう、泣きそうな顔をしながら言う。
オレは頭を撫でながら微笑む。
「笑わないぞ」
「………あのね。オレ、一人で留守番することになったんだけど……怖くて…えへへ……」
なるほど。
だから、こんな時間に尋ねてきたのか。
「マークの所なら、安心かなぁって思って……」
「そうか。フィディオは本当に可愛いな」
オレはフィディオを優しく抱き締める。
すると、フィディオが抱き締め返してくる。
少し照れてるみたいだ。
本当に、可愛い。
「フィディオ、そろそろ寝よう?一緒に、な?」
愛しい君に愛を囁く
君は顔を真っ赤にさせて、オレから目をそらした。
そんな、君の仕草1つが堪らなく愛しい。
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一人が怖いフィディオが可愛いと思う。
この後、マークに抱きしめられながらすやすや寝ましたとさ、めでたしめでたし。
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