イナイレのほん
□似たもの同士
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そっくりな存在なんて双子以外いるとは誰も思わないだろう。
俺に双子はいない。
でも、そっくりな存在がいるんだ。
「シンイチ!!」
俺によく似たそいつ、フィディオが俺に向かって飛び込んでくる。
そう、フィディオが俺にそっくりな存在なんだ。
見た目だって、声だってよくにてる。
好みだなんてそっくり。
食べ物の好みからなにからなにまでそっくりだった。
「フィディオ、どうしたんだよ」
「シンイチに会いたかっただけ。だめかな?」
だけど、そっくりじゃないところもある。
俺はこいつに甘い。
それに内面のしゃべり方や性格もフィディオの方が大人っぽく、上手だ。
「悪くはないけど…」
「うん。シンイチ、大好きだよ」
そして、好きとかを恥ずかしげもなく言えてしまうんだ。
そんなフィディオに俺は勝てない。
何て言ってみたらどういうだろう。
きっと…
「シンイチの可愛さには勝てないよ…だろうな」
俺が唯一君に勝てるもの
「シンイチ、いきなりどうしたんだい?」
「フィディオ予報」
本当にこの台詞を聞くまであと2分。
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こんな二人が可愛くてたまらないwww
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