イナイレのほん
□つんつんつんでれ
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一緒に帰ろう、そう君から誘ってくれた。
珍しい君の誘いに俺は一瞬目を丸くしてしまったね。
君は照れくさそうに、なんだよ!って言ってたよね。
いざ、帰るとなるとそっぽ向いてずっと顔を真っ赤にしてた。
やっぱり、俺はそんな君が大好きだ。
「一之瀬!……手」
「半田、述語がないよ」
君のその照れると舌足らずになってしまうところも好きだ。
むしろ、俺はどんな君でも好きなのではないかと思ってしまう。
それくらいには君が大好きなんだ。
「……手、出せ」
「…?半田?」
俺は君に言われた通りにしたんだ。
そしたら…
「べ、別に寒かったからなんだからな!!」
そう照れながら君がしたのは…
こいびとつなぎ
つんけんしている君も好き。
だって本当はすごく優しいから。
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つんけんしてる半田も好き。
でも、どんな半田も好きかもしれない。
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