SEED長編

□悪夢は夢ではない
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「はぁ……イザーク!!」
いい加減にしてくれ、とアスランはため息をついた。
「くっ……!!貴様…俺に負けるのが怖いのだろう!」
イザークは人を見下すのが好きなのか。アスランを挑発するように見下ろした。
アスランは歯がゆかった。
イザークと自分の身長差がもどかしいのだ。

「はぁ?イザーク……いつも俺に負けるくせに。」
アスランも負けじと下からイザークを挑発した目で睨み付けた。
睡眠不足が重なってイライラしているのだ。
睡眠不足の原因を作っているのはイザーク。だからこのイライラをぶつけずにはいられない。

「イザーク……俺は最近ほんとに眠いんだ。」
「!!……だから?」

イザークはびくっと肩をすくめた。なぜなら、アスランがイザークの胸元のボタンを外していたからだ
アスランはボタンを外されて露になったイザークの首筋に触れた。
冷たい……
アスランの指は冷たくて
正直気持ちよかった

「イザークが俺を寝かせてくれないか?」
「……?どういう意味だ?」

意味なんてわかるさ。イザークは経験こそないが、そういうことに関する知識ぐらいある。

アスランの指が首筋から離れる。
イザークのアンダーの中に手をしのばせた。
その瞬間さすがにイザークも抵抗した。
「なにする!?アスラン気が狂ったか!?」
イザークはどこまでも強気で見下そうとしているが、それが逆にアスランの欲に火をつけた。
抵抗されると余計に壊したくなる

「イザーク……俺は本気だよ」
イザークの胸をさらりと撫で回して、アスランは徐々に身体を密着させていく。
イザークの顔色が変わっていく
ドキドキしているのか、顔は赤くなっているし、目は虚ろだった。

「イザーク……意外とノリノリだったんだ。」
アスランは微笑を浮かべてイザークのアンダーを脱がした。
白い肌が露になりイザークはまた顔を赤らめる。

ここまできてアスランは疑問だったなぜ抵抗しないのだろうか?

イザークみたいなプライドの高い男がなぜ?

アスランはイザークの胸の飾りを掴む。それだけでイザークは感じてる顔をする。
胸の飾りをこね回してやる。と
「ぁ……ふぁ……!!」

鼻がかった嫌らしい声。イザークはこんなに色っぽく声を出す自分を恥ずかしく思っていた、しかし同時に快楽が襲ってくる。
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