02/14の日記

20:52
幸村受け本を読んだ幸村の続きの続き
---------------
こんばんわー\(^^)/
今日はバレンタインデーですね!
ふわふわそわそわあまあまできゅんきゅんだなぁ〜
息子の風邪が治らず外にほとんど行けてませんが!
そんな空気を何とな〜く感じてます!
チョコが食べたいよ〜(^^)d

それとは別に、pixivのユーザー名ですが、きゅうでそのまま現れると思います!
それが1番分かりやすいですし、転載されてると勘違いもされないと思うので!
今はまだ見専のIDしか持っておらず(名前も違います)、それをそのまま使うか新しく作るか迷ってますがとりあえず各CPできゅうとして現れると思いますのでよろしくお願いします!
おそらく最初は仁幸あたりに現れると思います。
仁幸小説にきゅうがいなければ「アイツマジでトロい」と思っていただければと思います(^o^;)
あ、もしかしたらカップリングなしの誕生日祝いあげるかな?あげないか〜
IDとかあった方が分かりやすいんですかね?
何となくこれで検索できるもんだとばかり思ってるんですが…!


さてさて、暇で暇で仕方がない人向けの幸村受け本を読んだ幸村シリーズ(?)です。
詳しくは10/28、11/30のブログをご覧ください。
またまた続きをペペーッと書きましたので落っことしておきますね!
マジで時間なくて適当ですあちゃー







「便所から帰ってきただけで両手が塞がるもんかね」
「俺も外で待機されると何とも言いようがないよ…」

そんなやり取りを席が後ろの友人としながら、用意した紙袋の3つ目に丁寧にもらったチョコレートを詰める休み時間。
今年はもうさすがに、と思ったが去年より増えてそうなそれにありがたさよりどうしてこうなるのか素直に疑問だ。
友人も朝こそ文句を言っていたが今はもう感嘆の声を上げている。
今日は街も学校もほのかに浮き足立つ2月14日、バレンタインデーだ。

「言えなかったんだけどさ」
「うん」
「俺からも」
「え」

照れくさそうに友人が鞄から出した小さな袋にはさすがに驚いて反応が小さくなってしまった。

「おい、何考えてる。友チョコだから安心しろよ」

それをどう取ったのか友人が慌てて付け足す。

「いや…驚いて。あぁ…そっか。ありがとう」
「お前にはさすがにいらないかなと思ったけどさ、何か、みんながこれに込める気持ち、ちょっと分かったからさ」

本当に照れくさそうにそう言った友人に、胸がじんわりとして俺もまた照れくさくなった。
どんな気持ちをこれに込めてくれたのだろう。
よくコンビニで見るそれを手の中でもて余した。

「そのわりには既製品みたいだけど」
「手づくりなんて寒いだろ!」
「寒くないけどさ、これもすごく暖かいよ。ありがとう」

ただ、素直にお礼を言うのが1番なんだろうとそう思って重ねて言うのだけど、それだけでは足りない気がしてもどかしい。
そしてそれを友人の前で同じ紙袋に入れるのも何だか申し訳ない気持ちになる。
仕方ないことではあるが、今年はもっと1つずつのチョコレートを噛み締めよう、と思った。
ポイポイポイと軽くもらったこの包みたちにも1つずつ色んな気持ちが入っているのだろう。
全部食べようかな、と少し無謀なことも考えてみる。

「一緒に食べよう」
「あ、お前それでお返しとか言うなよ」
「俺からお返し期待してるの」
「ねーのかよ」

もう授業が始まりそうだったけど、思いっきりパッケージを開けて中のお菓子を頬張った。
美味しい。



午後、部室へ行くと毎年恒例の光景。
甘い香りが男臭い室内を優しいものへと変えている。
ブン太が飛んできてすぐに俺の量を確認し舌なめずりした。

「うおーさすが幸村くん!チョコのクオリティーも高そうで何よりです」
「今年はダメだよ」
「え!」
「俺、これ持って帰るから」
「全部?」
「全部」
「さっき部室に届けに来たやつも?」

そう言われて指差された場所を見ると紙袋が2つ。
明らかにチョコレートではなさそうな包みがはみ出し主張をしている。

「そうだよ」

一瞬怯みそうになる心をグッと引き締めて言いきると、ブン太が再び「えー!」と大きな声を上げた。
自分もかなりの量をもらっているだろうに、この情熱は毎年すごいものだ。


部活中から終了後に至るまでひっきりなしにテニスコートを訪れていた生徒もいなくなった頃には、部室から部員もいなくなっていた。
真田だけが俺の帰りを待って黙って本を読んでいる。

「終わったよ。今日は賑やかだったから関係ないことまで色々書いてしまったな」

部誌を閉じながら真田を振り向くと、真田もまたパタンと本を閉じた。
その眉間にいつも以上に皺が入っている。

「どうしたの?機嫌悪いね。お腹でも空いた?」
「腹は空いているが機嫌など悪くない」

その言い方がもう機嫌が悪いじゃないか、と言っても認めるわけないのは百も承知。
真田の機嫌が悪いのもまた毎年恒例の光景だった。
たるんでるんでしょ。

「真田もたくさん貰ったんだから1つくらい食べておけばいいのに」
「甘いものは好まん」
「真田に甘いものあげてるのなんて少数派だよ。ほら1つ開けてみれば?」
「たくさん貰ったのはお前の方だろう」

突然話が自分に振られておや、と思う。
確かに真田にとっては俺が貰った量は浮かれすぎているかもしれないが、まぁ今さらだろう。

「真田だって貰ってるだろ」
「お前ほどではない」
「たくさん貰いたかった?」
「そうではないが…」
「俺もそんなに貰わない方が良かった?」
「そうでもないが…」

真田らしくない歯切れの悪さ。
これはやはり機嫌がよろしくないらしい。

「全て持って帰るのだろう」
「あ、うん」
「何故だ」
「何故って…」
「去年は丸井に渡していたではないか」
「ちょっと気が変わってね」

ふと真田にも今日思ったことを伝えたくなって、紙袋の1つをゴソゴソと探った。
取り出した、ラッピングも何もされていないほとんど空になったそれ。

「でもさ。これとか、今日クラスの友達、あ、男だよ?がくれたんだけど。友チョコだって言ってたし、そういうのも最近流行ってるからね」
「………」
「それに、くれたときに気持ちを込めたって言ってくれたんだ。多分今年の俺のことを見ていて、うまく言えないけど色んな気持ちを込めたくれたんだと思う」
「………」
「だから今年は全部持ってかえってみようかなって…」

変かな?
そう聞くと真田は帽子のつばを握って「変ではない」と呟いた。
それでも声の調子は同じで、思わず苦笑いが溢れてしまう。
そんな俺を見た真田が慌てて言葉を足した。

「この日にそのような感情で菓子を渡すこともあるのだな」
「そうだよ。真田が俺にくれてもいいんだから」
「む、用意していないが」
「別にくれなくてもいいよ。俺も用意してないし」

それにお前からの気持ちはよく分かってる、そう言おうとしてふと聞いてみたくなった。
本当にふと。

「真田は俺のことどう思う?くれるとしたらどんな気持ちを込めてくれるかな」



そこまで言ったところで、俺の中に凄まじい閃光が走った。
この光景…どこかで…

!!!

そして気づく、ことの重大さに。
今日はバレンタインデー。
二人きりの部室。
真田は俺のチョコの量を気にしている。
俺は言った、「俺のことどう思う?」と。
これはまさに、もう忘れ去ろうとしていた部屋の引き出しの奥に眠っているあの本そのものの内容だ!

「今のなし!」
「…何だ?」
「なし!」

途端ぶわぁっと体が熱くなって真田から顔を背ける。

「いきなりどうした」
「帰ろう!」
「幸村…」

無理矢理会話を終わらせてロッカーへ進もうとした俺の腕を真田が戸惑ったように掴み留める。
掴まれたその場所からまた熱が身体中に広がった。

これは、まずいんじゃないか。
意識せず指が震えた。
平静を装いたいのにうまく出来ず、呼吸も苦しくなる。
とりあえず離してもらわなければ、と真田を振り向く、その間際。
視界に入った部室の窓からカメラを向けている蓮二が見えた。




という終わり(何)
時間がなくてここまでです(^o^)/
本当、この話初回もアレだったけどまだ初回で終わらせてた方が良かったんじゃ(^^)v
そして完全に前半に時間を割きましたね!
後半だろ書かないといけないのは〜何してたんだ〜
何でこんなギリギリにならないと書かないかな〜
全っっっく見直せてないので誤字あっても流し読んでください(^q^)
雑で雑で申し訳ない!

以上、本に影響され過ぎな幸村でした〜!



☆コメント☆
[彼方] 02-16 15:16 削除
こんにちは!

pixivの件ですが、
きゅうさんたくさんいすぎて見つけられませんでした。。。(´;ω;`)
お手数おかけしますが、プロフィールのURLを教えてくださると助かります。。。

[彼方] 02-16 15:18 削除
あ、すいません。
まだきゅうさんではないんですね。
読み間違えましたすいません!(´・ω・`)

[きゅう] 02-16 23:53 削除
わー探してくださったんですね(>_<)
ありがとうございます!
すいませんトロくてまだきゅうとして登録していないんです。
そしてきゅうってたくさんいるんですね(^o^;)
幸村受けに他にいらっしゃらないといいんですが…
多分最初の小説を上げるのと同時に現れると思います!
Twitterでも呟くと思いますし、もしよろしければTwitterのリプ等で個別に報告もさせていただきます!

[彼方] 02-17 22:57 削除
ありがとうございます!!
楽しみにしておりますね!!

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ