捧げた恋

□天邪鬼
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太陽が眩しく、風は追うように心地よくふくため、とても清々しい気持ちになる。


道を行く学園の生徒達は、皆、個々に宿題はやってきただの、昨日テレビで好きなアーティストが出ていただのと楽しそうに会話している。




いつもの登校風景、だが、ちょっとばかり、異様な風景が見られた。






「カイト!


テメーはまた俺様の仕事を邪魔しやがったな?!」




「るせーっ!!


愚者のパズルを何でテメーの仕事にしてンだよ!!」






学園で称号持ちとされる、ガリレオ・逆之上ギャモンとアインシュタイン・大門カイトが朝から口喧嘩していた。


近くでは、ナイチンゲール(?)と噂される伊藤ノノハがため息をつくように呆れていた。




喧嘩をする二人は頭突きをするかのような睨み(と言うか、ガン飛ばし)をしている。






「何でテメーが、POGの愚者のパズルを解放すンだよ」




「ルークに頼まれたことだからだよ!




何よりも、約束したんだ!


すべてのパズルは俺が解くって!!」




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