工房

□夢
2ページ/2ページ



辺り一面の赤

充満する鉄の匂い


そんな中テイトは1人立っていた

「だれ、だ?」

覚えがない

けど、懐かしいんだ



なんで?なんで倒れてるんだ?

どうして赤を流して倒れてるんだ??

「なん、で」

分からない、解らない、ワカラナイ


いつもみたいに笑ってくれ

慰めて、頭を撫でてくれ


いつまでも寝てないで起きろよ!


なぁ、“ ”


パキン

何かが壊れる音がした



ハッ、と目が覚めるとベッドの上だった

「夢……あれ?」

どんな夢だった?


コンコン

「おっはよ〜テイト君」

そう言って部屋に入って来たのはヒュウガ少佐だった

「おはよう、ございます」

そうして俺は“日常”へと戻って行く


僅かな違和感を持ちながら
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ