工房
□夏の夜
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新「気がついたら、障子が少しあいてるんだ。」
平助は生唾を飲み込む。
新「そこには、黒い髪の長い人が〜!!」
平「うわああーっ!!」
平助は思わず叫ぶ。
新「ははははっ!!」
それを見た新八は笑い叫ぶ。
佐「新八。笑いすぎだぞ;」
佐之が新八に苦笑いで言う。
新「あははっ!だってこの話はデタラメだぜ!?それを平助ときたら!」
新八はまた笑い始める。
今は、夏の夜。
平助が夜でも暑い、暑いと言い続けていたので、新八が怪談話をやろうと言い出したのだ。
メンバーは新八、平助、佐之、斎藤、
「一君がいるなら僕も。」
ということで沖田、引っ張られてきた土方の6人だ。
だが、いい加減つまらなくなったのか、沖田は、無言で部屋を後にした。みんなは気づかなかった。
斎藤を除いて。