short dream
□縁側に腰掛けて
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『ふぅー、ちょっと休憩っ//』
洗濯物を干し終わった私は、休息をとろうと縁側に腰掛ける。
最近は、この新選組屯所での生活も大分慣れてはきたけれど、前までとは比べものにならないほどの重労働。
さっきまでやっていた洗濯も、前よりも何十倍にも増えたその量に、軽く目眩までおきた..
でも、やりがいがある仕事に、少し誇りをもってみたり//
幹部の皆さんも、あんなんだけど一応仕事は熱心にやってるみたいだし、、、
新選組預かりといっても、何もしない訳にはいかないものっ!!
でも..
流石に疲れた..かな?
朝から夕方になる今まで、ずっと働きづめだった私。
このまましばらく座っていたいけれど、この後も夕飯の支度とか、まだまだやることいっぱいあるし、休んでばっかいられないっ!!
うんっ!!がんばれ、私!!
力強くさっと立ち上がった私。
でも、疲れきった体はそれを許してくれなくて..
『うわっ??!』
足がちゃんと立ってはくれず、ふらりとその場に倒れ込む..はずだった、のに。
『あれ?痛くない?』
「君さ、大丈夫?」
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