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□その恋一方通行につき挫折注意!
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「はぁ……疲れた」


重たい足取りで家まで帰ると、案の定郵便ポストに大量の薔薇と手紙が入っていた。


しかし今日入っていた物はそれだけではなかった。


「ん?何だこれ」


手に取ってみるとそれは俺が電車の中で泣いている写真だった。


「なっ……なんで…これが……」


あまりの衝撃で鍵を落とす。


「彼方チャンダメじゃない。家に帰ったらちゃぁんと鍵を閉めなきゃ。彼方チャンを狙ってる奴に…襲われちゃうよ?」


「ひっ!」


声に驚いて振り向くとさっきまで俺に痴漢をしていた男が後ろに立っていた。


「な……どうして……」


「俺に痴漢されてる彼方チャンがあまりに無防備で、心配になってついてきちゃった」


男は俺に向かいながらドアの鍵を閉めた。


「ストーカーも……」


「そうだよ〜……やっと捕まえた。ずっと彼方だけを想って、邪魔者は全て排除してきたんだ。……もう逃がさないよ?」


男はいきなり俺に抱きついてきた。


「ハァハァ……彼方チャンの匂い……萌え〜…」


ハァハァしながら俺の尻を撫でてくる。


ちょ、なにこれ。
ムリムリムリムリ。


「ぁ……やべ。彼方チャンの匂いで勃っちゃった」


なんかあたってるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!


「や、やだぁっ!!」


命よりも貞操の危機を感じた俺は鞄を投げつけ奥の部屋目指して走った。


「どうして逃げるのぉ?」


テメーが追っかけるからだろぉ!

そうこうしている間に追い付かれ、壁に追いつめられてしまった。

「つっかま〜えた」


後ろから抱きつかれそのまま後ろに向かされ


「ふぁ…ゃ……っんぅ…」


いきなりキス


「彼方チャン可愛いー」


なにこいつ…キスうますぎ


「もっ……ふ…ゃあっ」


酸欠と快感にあてられ足がガクガクして倒れてしまった。


必然的に男の腕の中へ。


「そんなに気持ち良かったぁ?…嬉しいなぁ」


男は腰を支えながらズボンの上から俺の息子を撫でてきた。


「やっ…どこ触って……ひゃうっ……」


いつのまにか男のズボンとパンツはどこへやら。


「って、えぇっ!?な…なんで……ひぅっ」


男は俺の乳首に吸い付き、舐めまわす。


「やっ…ぁん……んぁっ」


されているうちにだんだんと彼方の息子が反応してきた。


「もうそろそろいいかなぁ…?」


「なにが…ふやぁぁぁぁあっ」


急にお尻に入ってくる違和感。


「わかる?彼方チャンの中に俺の指が入ってるんだよ?」


「やぁっ…なに……これ…」


男の指がいきなり奥に触れる。


「ヤァァァァァァァアアッ」


なに!?気持ちよすぎっ…


「ここが彼方チャンの前立腺だよ〜」

男はそこばかり執拗に責め立てる。


「もっ…奥…ムズムズすりゅ…」


「なっ!!…〜〜〜っ彼方チャン!!」


指がいきなり抜かれ抱きつかれる。


「ふぇっ…?」


「彼方チャン初めてだから我慢しようと思ってたのに……そんな可愛いいこと言うと我慢できないよ?」

「んぁぁぁぁぁぁぁぁぁああっ!!!!!」


熱くて大きな男自身が入ってきた。


「なんかっ…入ってゆぅ……あっ、んぁっ…おっきぃよぉ……」


快感に酔い子供のように甘えた声で喘ぐ。


「彼方っ彼方っ彼方っ……愛してるよ」


男のピストンが激しくなっていく。


「んっ…お、俺も好きぃ。だいしゅきぃ…」


奥を強く突かれキスをされる。


「あっあっ、もうイっちゃ…」


「一緒にイこうな…愛してるよ。彼方」


耳朶を噛まれ彼方の前立腺を更に強く突く。


「ふにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああっっ」


彼方と男は同時にイき、彼方を愛おしそうに見つめ軽いキスをする男を見たのを最後に、彼方の意識はブラックアウトした。
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