捧げモノ

□君との一つ
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明けまして


おめでとう


今年も

よろしく…。






この言葉を聞いたのも、ずいぶんと久しかった。

朝食の支度のためにいつもどうりの時間に起きた拙者にまだ眠そうな薫殿がポツリとくれた一言。

あからさまに眠いというように、ゆっくりと、とぎれとぎれ…。

その言葉に一瞬目を見開いた。


そうか…今年“も”一緒にいていいのか…

胸の下あたりからやんわり温かくなっていくのを感じながら自然と口角が上がる。

そうか、そうなんだ。

俺はまたこれから一年、この愛しい人と一緒にすごして行くんだ…

行けるんだ。


そう考えたら、素直に嬉しかった。

少し冷たくなってしまった手を薫殿の頬にそえる。

「 こちらこそ  ことしも

  よろしく おねがいします 」

眠気に負かされた意識の無い薫殿の額に唇を押し当てて軽く抱きしめた。

今年こそは絶対に泣かせない。


悲しませない。


キミの笑顔は必ず俺が守るから




 :終:


〜あとがき〜

あけましておめでとうございます。

今年こそは良い一年になりますように…。
剣心も薫ちゃんを幸せにするらしいので私はこんな文しか書けませんが、それでも喜んでくださる人が1人でもいると信じて今年もいろんな剣薫や宗夢を書いていきたいと思います。

※こちらの文は新年おめでとーってことでフリーです。
よろしければお持ち帰りください!
でも、自分が作りました!!!
みたいなのはやめて下さいね(汗

そして、遅れましたが
今年も【造華】とみかんをよろしくお願いしますm(_ _)m



H24.01.01
造華.管理人:みかん

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