短編
□恋
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なあ、
恋って知ってるか
前までは恋なんてものに興味は無かったし、したいとも思わなかった
だが今は違う
目の前にいるコイツに会ってから俺の心情は変わった
何が言いたいか?
俺が今一つだけ言えることは、コイツに「恋」してるってことだ
「おーい、ゾロ?何真剣な顔してんだ?」
「ん、ああ悪ぃ、考え事だ」
「ふーん、それよりこの卵焼き食えよ!すっげーうめぇぞ!」
コイツだ、今弁当を頬張ってる何とも天然な奴だが
このまっすぐな瞳に太陽みたいな笑顔
俺は確かにコイツに惹かれてる
コイツが俺のことをどう思ってるか知らねえしきっと俺の心情も知らねえ
「あー、まあまあ美味いな」
「おい、てめえ俺の料理を食っといて、まあまあとはなんだクソヤロー」
「ぁあ?美味いっつっただろーが、このラブコック」
「んだとゴラ、てめーにゃ二度と食わせねえぞボケ、なールフィ」
「ん?このコロッケすげえうめぇぞ!やっぱサンジは料理上手いな!」
「だろ!ほらみろマリモン」
「チッ」
俺は軽く舌打ちをして、
早く食べ終わった俺は外の景色を見た